海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

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今日は卒業式で、午前の部と午後の部と、午後遅くの部があるわけで、学会に参加するタイミングなんてないのだ。とまれ今日も7時に研究室に来るのだが、今日はスクリプト修正作業をしないとヤバいのでポスターも見ずにチミチミファイルをチェックする。で、口頭発表も10時からだしな。で、その10時から卒業式会場に出かけて20分ほど待機しなきゃならない。が、ここでたまたまプログラムを眺めていたら最初のセッションが、すごい聞きたいやつで、これ待機してるんだからiPadAirPodsの組み合わせで待機しながら発表聞けるんじゃないか?と思ってやってみたら、メチャ面白い発表だった。行動の自動抽出化って、もうこんなところまで来てるんだ。すごい。で、式は、単に座って一時間妄想に耽りながら時々立ったりお辞儀したり手を合わせる時間なのだな。11時半にいったん終わって、午後の回まで一時間強あるので、部屋に戻って取りあえず礼服を脱いで一息ついてごはん食べてまたスクリプト修正作業を行い、また礼服に着替えて午後の式に出て妄想に耽り、さらに部屋に戻って礼服を脱ぎ、更なるスクリプト修正を行い、三度礼服を着て3度目の式。これは簡略なので20分ほどで終わるし、窓の近くに座ってたので、晴れて明るいけど空気があまり澄んでない京都の町を眺めて過ごす。そういえば、子どもの頃、学校では外見てるのが好きで、いつもそうしてたなあ、って事を思いだした。終わって16時前。慌てて車で帰宅してめまいの病院に。空いていたのですぐ帰ってきて、なんか家事が滞って惨状を来していたようなので洗っただけで床に放置されていた洗濯物を干しシンクに山盛りになっていた食器を洗い、やっと一息すいて、とまれAirPodsと思って適当にiPadに音楽流させたら、なごり雪がかかって、あれこれイルカのオリジナルじゃないけど、エライ歌うまいし澄んだ声もよく通るし良い曲になってるじゃん、誰よこれ歌ってるの?って思ったら石川ひとみだった。確かにそういわれれば石川ひとみの声だ。へー、こんなのあるんだ、と思ってその曲が入ってるアルバムを見てみたら2013年作のカバーソングアルバムだという。え?ちょっと待って。石川ひとみって確かもう還暦過ぎてて、ということは2013年は既に50代のはず。ご、ご、五十台でこの声が出るんですか?アイドル時代とほとんど変わらないじゃないですか!美魔女なんてレベルをはるかに越えてるじゃないか、と驚愕して、このアルバム全部聞いてみる。すごい。このアルバムすごい。昔から歌のうまい人だったが、そのうまさは時間が経ってもちろん向上しているのだが、それに加えて声が若くて、もうどの曲聞いてもズバズバ入ってくるのよ。いや知らなかったがなんという石川ひとみの実力。クモ研究者として「まちぶせ」を推していたわけだが、そういう文脈がまったくなくても、これは推すに値する。いやマジですごいよこれ。中にプリンプリン物語のテーマも入っているのもポイント。

THE REBORN SONGS~すずらん~

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で、Twitterでそうつぶやいたら、石川ひとみファンの方から色々教えてもらって、今でも同じ若い声で歌われていることを知る。なんか素晴らしいですねそれ。