海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

最後の1台

5月は厳しい月であって、固定資産税に自動車税を払わなければならず、去年から上の子の大学の学費まで乗っかってくるようになった。この3つで1月の手取り以上の支払になるわけで、なんやねんそれ。生活できへんがな。しかも来年からは(うまくいけば)ぶーちんの学費まで乗ってくる。そりゃ冷静な経済的利得だけ考えていたら子ども作れまへんで。良かったウチはそういう観念に疎くて。で、税は既に払っていたところ、やっと学費の請求が来て、私は痛税感を感じるために口座振替にしていないので、振込手数料をゼロにするためには四条烏丸の銀行まで行かなきゃいけないのだな。で、今日は車で7時に大学に来ていて、昼には疲れてきたので昼休みにかけて散歩かたがた支払いに行こうと思うわけ。昨日上の子にもらったiPod touchの設定もしたので、身軽に音楽聞きながら行けるしね。で、ふっと、そういえば昨日の設定時にけっこうバッテリーの減りが速かったことを思い出す。せっかく四条烏丸まで行くのならアップルストアでバッテリーの状態を見てもらって、必要なら交換してもらおうと思う。で、でかける。30分ほどで銀行につき、政府への呪いの言葉を吐きながら支払を済ませ、アップルストアに。事情を話すと「実はiPod touchはまだ新品の在庫があるがどうする?」と言われる。上の子にもらったのは4年前の第6世代で、在庫限りの売り尽くしが行われているのは第7世代だ。で、「売り切れてるんじゃないんですか?」と聞いたら「京都はそこまで熱くなってなくて、少しだけ残っている。今日なんか心斎橋に在庫がないからって買いに来た人がいる」と言われる。しかも一番安い32GBモデルが残っている。わー、1時は買おうと思ってたのに売り切れてたからあきらめてたのが、まだこんなところにあったのかあ。第6世代のバッテリー交換より新品購入だと14000円高くなるけど、、、これも何かの縁に違いないから、買っちゃう!と言ったら、これが最後の32GBモデルの在庫だったらしい。良い買い物を、、、したのか?と、満足して大学に戻り、授業して教授会して(オンラインだからウトウトしても平気!っていうか堂々と目をつぶれるよ!!)16時過ぎに大学を出て帰ってくる。夜は久々にシネコン。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」。歴史修正主義には不幸が待っている、という話。なんかねじくれたユーモアに溢れた作品だなあ、と思ったら、サム・ライミだったのか!クライマックスで活躍するのがあれだってのは、まあなんつうか100%サム・ライミだなあ。しかし、マルチバースで魔術師で、ってもうなんでもありで、緊張の上でのカタルシスとかとは無縁で、まあ普通はどうにもならなくなるんじゃないかと思うけど、ムリクリにでもサム・ライミ節でまとめてたので退屈しなかったよ。