海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

犠牲者

つうわけで、しんどそうなぶーちんを朝から共通テストの会場に車で送る。辛そうであるがしかたがない。ウチみたいな家庭で育って当人もなかなか苦労したのだと思うけど、この一年はずいぶんがんばって受験勉強していてよく伸びていたのに、こんなことで本来の力を存分に発揮できない状況で試験を受けることになるのは、おそらく本人が一番悔しく思うところであろうが、今の状況だとそういうことを感じる余力もなさそうで、父親としてはもうただちょっとでも楽になるようにと送り迎えするくらいしかないわけよ。8時半に出発して10時にいったん帰宅。それから怒濤の卒論読みタイムが来て、16時半頃から再び迎えに。近くの喫茶店で待機して連絡をまつ。で、連絡が来たから出かけると5分でつく距離なのに大渋滞。いやウチはこんな状況だから送迎してるけど、そうでなければ電車で行ってたはずなのに、車で送迎している人ってこんなにいるわけ?とちょっと驚く。そんなに体調悪い人いるの?私の勤務校でも確かに送迎はあるけど、こんなじゃないよな。とか思っていると、車は動かないのだが、向こうからぞろぞろと受験生が歩いてくる。で、同乗のヨメサンがぶーちんと連絡を取ると、彼もこっちに歩いてくるというじゃないか。ああ何のために迎えに来たのかわからない。。。結局行き違いまでして、想定より30分ほど余計にかかった。電車で帰ってくるのとほとんど時間が変わらなさそうだが、まあそれでも少しは楽をさせてやれたと思いたい。で、あいかわらずぶーちんはぼーっとしている。パフォーマンスも当然ながらいつもより悪かったらしい。父親としては当人の代わりに悔しい思いを噛みしめることにする。