海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

焦り損

なんかまだ全然そんな雰囲気じゃないけど後期の授業が始まっている。いや、後期というのはもう少しさわやかな空気の中で始まるもののはずだ。何だこの蒸し暑さは。ということで、二時間目なのでそれに間に合う一番遅い時間の電車に乗って行こうと計画する。今日は京都駅のヨドバ○で某物品の実物を見たいと思ったのでそれで電車だ。一番遅くするのは空いている車両に乗って感染リスクを下げたいからだ。で、暑くて死にそうになりながらJRの駅に近づくと、西行きの電車が止まっていて動いてない。げ、やばい。JR動いてないのか?で、駅につくと乗ろうと思っていた前の列車が7分遅れで、乗ろうと思っていたのが4分遅れだという。駅員に聞くと、どこぞで遮断機の棒が折れて確認のため止まっているのだ。確認が終わったら動き出す、とのこと。って、確認にどのくらい時間がかかるかわからなく、もともとギリギリの時間で着くようになっているわけで、例えば30分も止まっていたら授業に間に合わない。で、今日は後期の1回目だ。遅れるとヤバいのだ。でも慌てない。ウチの便利なところはJRと阪急がならんで走っていることで、こういう時もすぐに阪急に回れば、もちろんJRより時間はかかるものの京都まで行くことはできる。今からなら10時20分には四条河原町に着くからタクシーを使えばなんとか間に合う。いつ再開するかわからぬJRを待ってリスクを冒すより確実な阪急であろう。遠くの親戚より近くの他人だ。ということで念のためネットで阪急は動いていることを確認して数百メートル離れた駅に向かう。暑い。いや、そんなことはいい。それより、なんかおかしいのだ。向こうから人が来るのだけど、数が多いだけでなく、どこか様子がおかしい。そのわけがわかったのは駅についたときだ。なんと阪急も人身事故で止まったというじゃないか。なにーーーーーー。ネットではそんなこと書いてなかったわけで、じゃあネットにまだ反映されないくらい直近の事故かよ!!がーん、二路線が二路線とも止まってるだってえ?こんなの初めて。ってまだ見ぬ経験にワクワクしている場合ではない。どないせいっちゅうねん。今から帰って車で行くか?いや、それは高速使っても間に合わない。じゃあ上の子にここまで車持ってきてもらうか?ダメだそれで短縮できるのは数分だ。じゃあ電車が動くのに期待するしかない。どっちがマシかと考える。うむ、人身事故は長引く。遮断機の確認の方がまだ動き出す可能性が高いだろうと判断してJRに戻ることに。というわけで暑い中焦りながら戻ると、おお!この間に動き出している!!西向きの電車が通過しているよ。で、結局、9分遅れの一つ前の便に乗ることができた。差し引き5分の遅れだ。これなら京都駅でタクシーに乗れば余裕だ。暑いしちょうど良いわ。と、京都駅に着くと3分遅れに縮んでいる。回復運転に努めたな。ってことはオレの安全が少し損なわれてたのか?と思うのだが、今はそんなことを考えている場合ではない。3分遅れなら、タクシー乗らなくても歩けるのでは?と考えて、やっぱ人間は質実剛健をよしとするわけで、タクシーなんかお大名はいかんぞ、と歩くことに。ガシガシ歩いて大学到着は二分遅れですんだ。なんか勝った気がする。だが、授業に行くと13人の受講生が一人もマスクしてなくて、実際はオレの負けだった。