海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

裏目

間の悪い日というのはあるもので、今日は大学に行くのに車にするか電車にするか迷ったのがケチのつきはじめだった。素直に車で行けば良かったところ、明日からの長崎行きのチケットを駅で買おうと思って(長崎新幹線に乗ってみたいので鉄道利用)電車を選択。なぜそんな用事があるのに車を検討したかというとウォーキングノルマが関係していて、最近は夜にホタルカウントに出るので昼間に電車に乗らなくても容易にノルマを満たせ、逆に電車だと歩きすぎるくらいになるからだな。とはいえ、明日は授業が終わって30分で新幹線に乗る必要があり、今日チケットを買っておくことにはメリットがある。つうことで電車に決めたわけ。歩きすぎ対策は京都駅からバスに乗ることで対応すれば良かろう。が、駅に向かって歩いていると、後から電車が追い抜いていく。。。おかしい。。。この時間帯、電車は15分に一本しか走っておらず、あと10分もせず駅につこうという今、抜かれるはずがない。。。って、そうか遅れてるのか。。。5分くらいだと良いんだが。。。が、駅につくと次は30分経たないと来ないとわかる。。。にわかには信じられず、駅員さんに「次のは今どこにいますか?」と聞いたら新大阪だと。あかん確かに30分かかる。しゃーないので阪急に。すると目の前で電車が出てしまうので、ここで10分待つことに。まあいい授業まではまだまだ時間がある。で、やっと来た電車に乗り込むわけだが、歩きすぎ対策はどうするねん。京都駅からは電車の到着から程なくバスが出たはずだが、阪急だとどうやねん。ということで、河原町の駅から出るバスの時刻表を検索。ちょうど良さげな時間に1本あるが、今乗っている準急で最後まで行くと、間に合うか間に合わないか微妙なところ。ここで、間に合わないのも腹立たしいじゃないか。なので、通常はやらない桂での特急乗り換えを敢行。余裕で河原町に着き、バス停に行くと、なんか寂しい。あと数分で発車のはずなのに、バスはいないし待ってる学生もいない。おかしいぞ?と思ってバス停の時刻表を見ると、次のバスが来るのは20分弱後だという。えー?ヒョッとしてオレ検索間違えた?ともあれバスはすぐには来ないことは確かっぽい。ということで、たかが歩きすぎ対策のためにここで20分も待ってられるかい、と暑い中大学まで30分歩く。くうう。で、授業をサクッと終えて帰り道。行きに通れなかった京都駅で明日の切符買うじゃんね、と勇んで中央改札そばのみどりの窓口に。いやー、オレてっきりスマートEXが使えると思ってたのだけど長崎新幹線はダメなのね。で、有人窓口に向かうと3つのカウンターに対して長蛇の列。これどうみても5回転は待つことが必要。ダメだこりゃ。今どき有人窓口を使う人はややこしい注文をするから時間もかかるし、と自分のことはすっかり棚に上げて、じゃあ自動販売機だ、と外に出る。と、またこれが長蛇の列だ。うーむなぜ機械相手に並ばなきゃならんのだ?と舐めたことを思って西口に向かってみる。するとこちらの有人窓口はさっきよりは空いている。ほらー、見てよこのオレの優れた判断力、と悦に入るのだが、それでも4回転は必要。1回転5分とすると20分じゃん。じゃあ自販機、と思うと、こちらは一人しか並んでないよ!やったこれだよ!!オレの優れた(以下略)、と並ぶと1分もせずに順番が。さてさてちゃんと買えるかしら。長崎に向かうには、まずは京都から新鳥栖まで行く必要がある。ということは、その途中のどこかで1回東海道・山陽新幹線から山陽・九州新幹線に乗り換えなければならない。で、九州新幹線の車両は普通席でもグリーン車相当の広い座席が使われているので、可能な限り長くそちらに乗っていたいのだ。ということで、乗り換えは新大阪で行うべき、ということになる。が、自販機で京都から新鳥栖までのチケットを買おうとすると、自販機ったら新神戸乗り換えのプランしか提示してこない。いやオレは新大阪で乗り換えたいんだよ!と心中で叫ぶのだが、方法が分からず戸惑うし、振り返ると自販機を待つ行列もできているのが見えちゃったし、やっぱりダメだこりゃ、難しい案件は有人だ、と思ってキャンセル。恨むべきはオーバーツーリズム。ということで、再度有人窓口に向かうとこちらの行列も伸びていた。。。少なくとも6回転。。。くうう、さっきオレが賢しらに待つのを避けたばっかりに、もっと待たなきゃならない事態になるなんて、受け入れられないっっっと発作的にきびすを返して、最寄り駅に向かう電車に乗っちゃった。後から思えば見事な錯乱である。だが、オレも不屈だ。電車に乗っている間に冷静さを取り戻し、もう一度最寄り駅の自販機でチャレンジしよう。もう新神戸乗り換えでもいいじゃないか、という気持ちに立ち至った。そして、さすが最寄り駅はローカルだ。自販機は待たないのである。最初からこうしておけば、とか1ミリも思わず、さくさく列車を指定してみる。今度は趣向を変えて、新鳥栖までの新幹線を先に買うのじゃなくて、まず到着地を長崎に指定して乗車券を指定し、そこから特急券を買い足していく方式にチャレンジだ。すると、時間を指定したところでやっぱり機械が乗る列車を提案してくる。新神戸乗り換えか。わかったよそれを受け入れるよ、と私ももう疲れたのでそれで行くことにしたら、今度はその経路を承認するボタンがグレーアウトしていて「このチケットは有人窓口で買ってください」と出てるじゃないか。有人って、、この地元駅には有人窓口なんてないんだよ!合理化だよ人減らしだよ!!この世で憎いのは人件費だよこのヤロウ!!!と、がーんオレは今から京都駅まで戻る気はないぞ、じゃあもうあれか?今日チケット買うのはあきらめて明日にするのか?じゃあ最初っから車で通勤してたら何の苦労もなかったじゃないかよーーーーーーー。と、いやちょっと待て。昔自販機で買おうとして上手く行かなかった時に有人のオペレーターを呼び出して助けてもらったことがある。今回もそれができるんじゃない?と思って画面を見ると、呼びだしボタンはここ、って表示があるじゃん。天の助け!と思ってボタンを押すオレ。これで買わせろってゴネてみよう。駄目元だし、と。ところが、ここで「お待ちの方が14人います」みたいな表示が出て、10−20分の待ち時間、といわれる。うっそー、ここまで来てまだこの仕打ちですか。ごめんなさいゴネません。もうここでは買えないって確認させてもらうだけで良いので、早くオペレーターさんに繋いでください。って反省するも、誰が聞いてくれるわけでもない。仕方なく、ガラにもなく辛抱強い日本人らしさを発揮。結局10分くらい改札口で立ち続け、やっとオペレーターに繋がったので泣きそうになって事情を説明すると「それならこちらで手配できますよ」と言ってくれた!!!「してくださいしてくださいなにがなんでも手配してください」と、やっぱり人に勝るものはないのね。うえーん、とまた別の意味で泣きそうになる。その手配も時間がかかるんだけどいいよ。20分くらいかかって、オレの後ろに、多分定期の更新のために待ってる人がいたけど、ごめんよ。ということで30分ほどかかってチケットを無事ゲット。これだけのために今日のオレはどれほどの時間を費やしたことか。