海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

お呼びじゃない

近所に今年から使われなくなった田んぼがあって、来年から貸してもらえることになった。で、さすがにウチだけだと広すぎて扱いきれないので、ヨメサンが知り合いに声かけて、新しい場所は数家族で一緒に米作りすることになった。といっても1年放置してあったので草ぼうぼうに伸びているので、とりあえず集まって草刈りからやろうということに。私は多年草を掘り返そうとシャベル持参。で、1時間半ほどやってみて、5アールほどある全体の1割くらいを処理できることがわかった。これなら、人力でもできないことはなさそうだ。午後、駅前でウイスキーフェスティバルというのをやっていて、贔屓にしている近所の一軒家イタリアンがデザートを出しているというので覗きに行く。で、食べ物はそこで買えるから良いのだけど、メインのウイスキーフェスの飲み物がほしいと思ったら3500円で3杯飲めるチケットを買うしか方法がない。で、1杯ならともかく、昼間っから3杯も飲みたいとは思わないので、食べ物だけにするのだが、なんだかなーと思うわけですよ。どうしてわざわざ不便にするかな、って。で、会場には動員されたと思しき役場の人がたくさんいたので(見たところ1/3くらいいたんじゃないか?)若手の一人を捕まえて、1杯から飲めるようにしてくれたら良いのに、と言ってみたら、「この条件でも参加してくれる人だけを相手にするイベントなので」と返されたのである。なんじゃそれ?と思ったことはいうまでもない。で、ヨメサンに聞くと、なんかアーリーアダプターを呼び込むのが行政の目的らしいよ、と解説を受けたのだが、それが本当だとして、アーリーアダプターってのは、他の人がまだ気がついていない面白いものに目鼻が聞く人のことをいうのであって、イベントへの参加の敷居をあげるのはアーリーアダプターを呼び込むのとは関係ないんじゃないかなあ?と思って釈然としなかった。っていうか、これ役場が独善に陥ってるようにしか見えなくって、それは失敗の王道なのでは?