海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

足掛け20年

某学会誌の編集に携わり始めたのが2005年?くらいで2017年から6年間は編集長までやっていたという。で、去年からは編集長を譲ったわけだけど、まだ残務処理は残っていて、つまり任期中に受けた原稿は最終的にどうするかを決めるまでは自分の担当になっていたわけだ。で、2023年1月に交替した時は、まあ秋にはすべて処理が終わるだろうあわよくば半年くらいで解放されるかも、と見込んでいたわけだが、いやいやどうしていつまでたっても決着のつかない原稿が残ってたのだな。だけど、ついにきょうその最後の1本にデシジョンを出す事ができた。これで晴れてお役御免である。長いことやってたなー。これでEditorial Managerの操作も終わり。全原稿の状況を見ることのできる権限も剥奪してもらえる。っていうか、この権限を持っている間は自分がこの雑誌に投稿したくてもしにくかったわけよ。もちろん投稿を禁じるルールがあるわけじゃなく、投稿した場合はその論文だけ誰か別の人に編集長の役割を代行してもらうことができるわけだけど、じゃあその原稿だけEditorial Manager上の私の編集長権限がなくなるのかというと、そういう細かい設定はできないみたいで、ということはもし自分が自分の原稿の採択の意思決定に関わらないとしても、そのプロセスを見ることは可能である、ということになる。で、私がその誘惑に抗せるとは思えない。ということで、編集長権限が存在する間は投稿しないでおこうと思ってたわけ。それがこれで晴れて自由の身であるよ。もうこの歳になったら、がつがつIFの高い雑誌に、とか思わなくても良いわけで、勝手知るこの学会誌をメインに投げていけばいいよね、と思うわけ。