海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

浅学の徒

昨日のこと、知らない人からメールが来た。一昨年某業界の広報誌にインタビュー記事を載せてもらったことがある。その時にキャンパスにいたクモの写真を記者さんが撮影して、記事のカットとして挿入していたところ、その写真についての問い合わせだ。なんでもその方がちょうど同じ時期に、その種を見つけて京都府での初記録として報告を書いていたとのこと。で、その報告が出てしばらくしてから、私の記事のことに気がついて、それで問い合わせのメールをくれたとのこと。私の発見地とその方の発見地は2kmも離れておらず、しかも発見時期も同じ頃ということで、ひょっとしたら、同じタイミングで(バルーニングとかで?)侵入してきたのかなあ、ということである。そういえば、私も写真撮影の時に、えらい珍しいクモがいるなあ、とは思っていたものの、分布とか分類とかあまり興味が湧かないたちなので、まさか京都で見つかってない種だとは認識していなかったのだが、その人はちゃんと認識しておられたということだな。っていうか、私も不思議に思ったらその気持ちをテコにちゃんと突っ込んでいかなきゃいかんよなあ、という反省の弁。