海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

赤ん坊の口とイカの口


おしゃぶり1歳過ぎたら注意…歯並び、発語に影響

ウチの子の場合、上はおしゃぶりがキライで口に入れてもすぐにぺっと吐きだしていて「おしゃぶり使ってくれれば楽なのになあ」と思っていたものだが、下の子は大好きで親大助かりと思っていた。とはいえ、まだ下の子はわずか4ヶ月であるので、別段気にする必要は無いと言えば無いのだが、でも

また、親が泣きやませる手段として習慣的に使っている状況があるため、「子どもがなぜ泣いているか親が考えなくなる」「子どもの発語の機会が減る」など、親子の大切なコミュニケーションを阻害しかねないと指摘する。
というのはちょっとドキッとする。


今日の動物行動の映像データベースの新着映像は「コウイカ精子除去行動」。コウイカの雄が交接時に雌の口から以前に交接した他の雄の精子を取り除くところ。日本における動物行動学の専門誌であるところのJournal of Ethologyに掲載が決まったビデオ論文の一部でもある。


その動物行動の映像データベースだが、各データにつけられたキーワードを元に、それぞれを自動的にいくつかのカテゴリーに分けるようにしている。で今日、そのカテゴリーを一つ新設することにしたら、意外とてこずって3時までかかった。

その後、この夏の日本生物教育会での講演の要旨を書こうと呻吟する。いや、別に歌っていたわけではない。


今日の「不機嫌なジーン」だが、最初の下宿での朝食シーン、南原教授をいつまでも就職できないオーバードクターに置き換えてみれば、どこかで見た風景。っていうか、ちょっと前まで私もあんな風だったなあ。振られた話がすぐ伝わる小さな人間関係とか、BegonのEcology!とか今週は妙に地に足ついたディテールだった気が。。ジムでの教授のセリフの数々に突っ込むのは野暮と言うものだからやらない。


今日ヨメサンは下の娘を背負い上の子を自転車に乗せて、近くの坂を登っていたらしい。流石に重かったらしく歩いて押していたのだが、それでもしんどかったらしくて上の子に「下に降りて歩こうよ」とか言っていたとか。そうしていたら、近くを歩いていた8ヶ月の妊婦さんが「押しましょうか?」と言ってくれたそうで、あろうことかヨメサンはにっこり笑って「ハイ」。ヨメサンは根本的なところで間違っていると思う。