海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

長子の論理

昨日の歯医者での事。上の子がうっかりおもらししちゃって、着替えも持ってきてないし困っていたところ、親切なお医者さんがズボンを出してきてくれて、いらないからどうぞと言う。これは本当に助かりますといってお借りして、今朝。ヨメサンに「あのズボン、ちゃんと洗濯して返しとくんだよ」というと「なんで?」とキョトンとしている。「いや、だってウチのものじゃないし」と意外な返答に驚いていると、「いらないからあげるって言ってたよ」と来る。「そんなあーた、確かにお医者さんには必要ないかもしれんし、借りられたのは本当にありがたい。でもやな、だからといってホンマにもらうのは行き過ぎやと思うで。普通こういうときは洗って返すもんやけどなあ」と更に主張するも「何で返さなきゃいけないか全然わからん」と木で鼻をくくったよう。

私にとってはあまりに当然な事を反駁されたので動揺してしまい、当然であるとする理由の言語化に少し時間がかかったものの、「こう、親切にしてもらってありがたかったやろ。それに対して、私らも何か一手間かけることが、感謝の気持ちを示すことになるんやないか。お医者さんにとっては必要も無いのにしてくれた無償の行為なわけで、それに対してズボンを返す必要はないっていうのは、全然ずれているよ。それに、親しい人からならともかく、全くの他人から一方的によくしてもらういわれはないやん」と述べてみる。しかし通じん。誰かに何かしてもらえる事を当然と思っている末っ子育ち(ヨメサンの事)はこれだからイカン。仕方ないから明日にでも私が返してこようと思っていたが、夕方帰ってくるとヨメサンが「晴れたら返しにいくから」と言って一件落着。

今日STATA9が届いた。段ボール一箱分のマニュアルつき。でも忙しくって開封できず。明日は時間があるだろうか。