海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

そして新宿

そんなわけで眠い目をこすりながら研究室へ。豪雨の中ハナアブを採って昼までかけて実験操作を行い、慌てて新宿へ出かける。東京に来ているU丸さんと裏庭本の編集の件で打ち合わせである。だいぶんと原稿が揃ってきて、あとわずかに残った部分を作成する作業分担を決める。それから、これから8月にかけてのお互いのスケジュールとそこに影響する不確定要因についての確認。なんかスケジュールを決めるためにミーティングするのって、本末転倒な気がするんだけど、現実問題として、こうでもしないと雑事に追われるうちにあっという間に時間が過ぎるわけで、ミーティングするというコストを払って決めたスケジュールならなんとか守ろうとするので多少はマシだと言う。困ったものである。まあとにかく、今度こそ完成が見えてきたぞ。


「早生まれ」は学歴でも不利? 一橋大院助教授が調査

4年制大学卒業の比率が、3月生まれは4月生まれより男性で3ポイント、女性で1ポイント低く、「小学校のころは成績に差が出るとされるが、それがその後の教育過程にも影響している可能性がある」という。
これは、小学校のころの成績の差が自己強化によって、後々まで尾を引くって事でしょう?最初の頃成績が今一つだったら、自分をできない人間だと定義してしまって、努力を怠りやすくなるという。だから、小学校とか一年区切りで学年を作るのではなくて、4-9月生まれの子供と、10-3月生まれの子供、と言う風に半年区切りでクラス編成を行って発達度合を揃えてやった方がいいんじゃないかなあと思ったりする。いや、それでも初期の成績の差が影響する事には変わらないのだろうけど、でも4月生まれの子と3月生まれの子が競争的状況に置かれる時に生じるような発育の差は、当人の努力では克服しにくいし、社会的に形成されているハンディと言う事でより性質が悪いと思うのだけど、どうだろう?