海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

13日の金曜日

今日は日本の研究関係業界の人注目の、競争的資金が事業仕分けにかかる日。ということで会議の中継を聞きながらポスター作り。そうこうしているうちに、一番聞きたかった若手研究(A,B)のところに(いやもうわたしには直接の関係はないけど、これを削るのは若手(S)の時とはだいぶ意味合いが違うと思う)。なのに、ここで講義に行かなくちゃならないー。ぎゃー。

ということで、何も聞けなかった。とほほ。

講義を終えて、報道によると1/3縮減らしい。しかし、それで若手研究の採択率が低くなったら、両方に出せる資格のある若い常勤研究者は、採択率の高い方を選ぼうとするわけで、基盤Cとかに流れ込んでくる。結果として、若手研究はポスドク専門の、今より競争率の高い資金になっちゃうような気がする。そうなると立場の弱いポスドクしか関係しないという事で、若手研究がますます切られやすくなる、という悪循環が起るような、そんな暗い予想をしてみたりして。