海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

映画生活再び

無理もない事かもしれないが、ずっと映画を見ていない事に気がついた。記録を紐解くと2月に山形はソラリスで見て以来だからもう3ヶ月半劇場に足を運んでいない。掛け値なしに、物心ついてからこんなに長い事スクリーンから離れていたのはなかったと思う。でも、そろそろ絵空事の世界に没入する心の余裕もできてこなくちゃおかしい。というわけでシネコンに行ってきた。10年以上前1度だけ行った事のあるイオンシネマへ。まさかここが最寄りシネコンになるとは思わなかった(正確に言うと、一番近い所は他にあるけど、駐車場が無料じゃないから使う気にならないと言う)。あの時見たのはSWのエピソード1だったけれども、そのクワイ=ゴン=ジンを演じたところのリーアム・ニーソン主演の「アンノウン」を見たと言うのは奇縁と言えよう。「クローン」のクローンと言う話。ブルーノ・ガンツ演じる元シュタージが出てくるところあたりから「おお、これは傑作になるんじゃないか?」と身を乗り出したのだけど、終盤の大味度合いはちょっと。ってか、なんちゅういい加減な話やねん!という。ベルリンロケが醸し出す雰囲気はなかなかのものだったのだけどねえ。あと、ダイアン・クルーガーは良い。ナショナル・トレジャーのチャームとはまた別で、不法移民の少し張りつめた感じがきちんと出ていて新しい魅力だった。「トロイ」から幾星霜。おじちゃんは彼女の成長が嬉しいよ。

というか、久し振りに映画を見て、やっぱり良いなと思うわけ。今度のシネコンは、前のところと比べると距離的には倍ほど遠くて、行きは20分弱かかるけど、帰りは14分で、駐車場も平面だから前のところほど出すのに時間がかかるわけでもないから、また定期的に通う生活を復活させたい(できるかな)。近頃は3Dも減少傾向のように思えるし、観たいと思える作品が増えれば良いのだけど。