久し振りに研究室に出かけていくつか雑用。前いた所では、8月の第二週ともなれば大学に出てくる教員もほとんどいなくなっていたものだけれど、ここでは結構人が出てきている。
なぜか今、私の手元にはタクシーチケットなるものがある。だけどビジネス的なお金の使い方とあまり縁の無い人間である所の私は、これを使った経験が今まで一度もないのだな。で、私は新しい事に臆病であって、タクシーチケットを持っていてもそれを使おうという発想がなかったわけだけれど、今日はあまりに暑く、帰りにこれを使って駅まで行けば楽であろうという事に気がつく。だけどやっぱり何事も新しい事をする時はドキドキする私、乗ったタクシーの運転手さんが無愛想だったので、もう使うの止めちゃおうかとひるんだりして、でもそんなことしたらヨメサンにどれほど悪し様に罵られるかわからんわけで、勇気を出して「あのこれ使えますか？」と指し出したらば、何と言う事はなく受け取ってもらえて、そうか世の人はこんな便利なものを日々使っておるのだな、と勉強になったという話。
