海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

低きに流れる

朝ご飯を食べていると、ヨメサンの口の周りに白い粒々がついている。さすがは汗かきのヨメサン、さては熱帯夜で顔にまで塩がふくのか、と指摘してみたら、卵パックよと返された。三十路はお肌の曲がり角。

午前中ちょっと仕事をして、午後からお出かけ。東京のお友達一家がお盆で京都観光するので合流するのだ。で、灼熱の京都でどうすれば少しでも暑さを和らげられるかと考えて保津川下りを提案してみたら、見事採用されたので亀岡に向かう。幸いな事に意外と暑くない。川面に降りると涼しいと言って良いくらいだ。ありがたく船に乗り込み優雅にドンブラコ。私的には初めての経験で、水に流されて行く感覚が船底を通じてダイレクトに感じられるのが楽し。二時間揺られて嵐山。タイミングが悪くてトロッコには乗れず普通に山陰本線で車をとりに行き、みんなで東山三条に向かう。最近流行りの町家泊まりを実行するのだ。この町家泊というやつ、なかなか上手い事を考えたものであるよ。私ら的感覚で言うと、単なる日常やんと思うのだけど、東京から来るとたちまちに京情緒であるからねえ。で、木屋町に繰り出し、おばんざい居酒屋で京野菜を使った料理をたくさん食べ、銭湯に入って、お友達家族は朝が早かったので、早々に床につく。