海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

時計回りに1周

今日は京都観光のガイド役。といってもこちらも12年振りなわけで極めて頼りないガイドである事よ。まずは清水なのだが、なんか6時に開門らしく、朝一は静かでとてもよいと書いている京都本にヨメサンが感化されて、これに行くらしい。ということで5時半起き。ついてみると、確かに人がいなくて落ち着いていてこれは良いかも。だけど問題は、次が八時開門の三十三間堂なことで、一時間ほど間があるので、朝ご飯でもという展開になる事だ。しかし、あのへんには何も店がない。ガイドとしては、昨日のうちにその旨訴えたのだけれど、そんな悲観的な意見はヨメサンに受け入れられるはずもなく、モーニングを出す喫茶店を求めさ迷い、結局七条京阪のマクドと言う悲劇に。まあでもお腹が膨れれば元気になるわけで、引き返して三十三間堂。見ていると天気を操る難陀竜王というのがいて、ハルベリーの亜流と個人的に位置づける事にする。その後、市バス一日券を買って京都駅を経由して二条城。このあたりから日が頭上に来てじりじり暑く、ここで庭園など観るのはほとんど拷問であると言う結論に達する。それでも懲りずに金閣寺に向かい、ざっと見て回った所でまだ12時半。もうへばったと言う事で、北野天満宮前の藤野豆腐店のカフェでお昼。お店は今出川の南にあったような記憶があるのだけど、今日は北側だった。おかしいなあ。あんまり暑いので、もう観光はやめていったん宿近くに帰ろうと言う事になり、203系統で小一時間ぐるっと大回りして、祇園。ヨメサンが都路里のパフェとか言うものだから、行ってみたら大行列。一時間以上待つとの事。世の中に、一時間も待って食べなきゃならないほど飛び抜けて美味しいものなどないという信念の元、このプランは放棄して、八坂神社から円山公園を抜け、白川沿いに上がって、この観光地王道ツアーの最後はなぜか明智光秀首塚で締めるという。晩ご飯はクルマで北白川王将。まあ、これも1つの京都。で、お友達家族は引き続き町家に泊まるのだけど、ウチは家も近い事だし帰ってきた。いやしかし、12年ぶりに京都の町中をうろうろして、なんか感覚が戻ってきた気がする。当たり前だけど、観光地はあんまり変わっていない。