海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

前提崩壊

担当を決めて発表するような少人数科目だと、Rounddown(90/一人あたりの持ち時間)x授業回数=受講者数x一人あたりの発表回数、という式を満たす事ができれば美しいわけだ。ここで1番大きな影響を与えるのが受講者数で、これが決まれば、一人あたりの持ち時間と発表回数は、科目の性格によって大体これくらいは欲しいというのがあるので、そこを微調整して、あとは授業回数で整える、という寸法だ。なので、事前の受講者数の把握は、計画を立てる上で重要である。で、少人数科目というのはたいがい授業開始前に予備登録的な事があるので、それでオッケーと言う。ところが今日のは予備登録なしにいきなり教室に来て受講したいという人が複数現れて、こちらが綿密に立てた計画がもうわやくちゃ。最近頭が固くなってきて、突発事態に柔軟にプランを適応させるのが昔ほどには上手にできなくなってきてるのよ。

シネコン。「デンジャラス・ラン」。退屈は猫を殺す、と言う話。オレこんな目にあうくらいなら出世なんか要らない、という話でもある。デンゼル・ワシントンの動機とか良くわからん。ところで、私はお腹のゆるめな人であって、稀に映画を見ている途中で腹痛に襲われる事がある。今日もそんな日で、そりゃあトイレに出れば事態は解決するのだけれど、こんなタイトなサスペンス映画の最中に一分でも目を離せようも無いわけで、ズボンを緩めてお腹にかかる圧力を下げたりひたすら耐えたりしていると、まあ十中八九で耐えきれて腹痛は去っていくものである(これまで二度ほどどうしようもなくなったことがあるけど)。一方で、今日なんかは私の三列前に座っているお客さんが、もうとっても緊迫したシーンでも平気でスマホ取り出してメール打ったりしてるのよ。さすがの近頃とはいえ、映画の途中で平気で携帯光らせる人は初めて見た。いやしかし、目の前のサスペンスよりメールを大切にする人を目の当たりにすると、オレがこんなに苦しみながらも決してスクリーンから目を離さないようにしてるのがアホみたい(←違う)。