海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

科学者失格

ウチに帰ってみると、プロバイダから新しいルーターが届いており、既に開封されていた。そして子供からの伝言は「お母さんが失敗したって」。何それはつまりルーターを設置しようとして上手く行かなかったって事か?まあしかし、チャレンジしてみたのだからその意気や吉だよなあ、と、フォローアップのため押し入れの上段によじ登ってみる。すると、既にルーターは設置されていて、配線も見たところちゃんとしている。しかし確かに、ルーターが外と繋がっていない様子。奇妙だ。という事で、マニュアルを取りに行って読む。まあ普通、こういうトラブル時にマニュアル記載のトラブルシューティングなど役に立った試しはないのだが、他に打つべき手もないので。で、案の定、配線はちゃんとできているか?とかしょうもない事項がずらずら書かれているのだけど、最後に「機械の裏ぶたを開けたところにあるモードスイッチが1になっている事を確認」とか書いてある。「初期出荷時は1になっています」とも書かれているので、どうせこれも役に立たない項目だぜけっ、とかやさぐれつつ押し入れの上段で無理な姿勢を続けたために汗だくになる中、裏ぶた御開帳。そしたら、スイッチが2になってるやん!おおおお!これやあ!と試してみると、見事に外部との接続を確立したわけ。ソ○ットさん、無料でルーター交換してくれるのは良いんですけど、妙な状態で送ってこないでくださると助かります。というわけで、次はルーターの設定じゃウフウフ、とMacBookを開くのだが、それでもやっぱり繋がらない。で、見るとAirMacルーターの接続段階でエラーが出ている。ルーター直ってないんか?とムクムク疑心暗鬼な気持ちが生じてくるのだが、もしそうだったらまたしばらくネット断ちになるので、俄にはそうとは信じたくない。そこで他の可能性を検討してみると、フッとルーターの奥にあるハブに赤ランプがついているのに気がつく。ウチでは、ルーターのある押し入れから各部屋にLANケーブルが引かれていて、ネットワーク機器は部屋にあるLAN端子につなぐだけで良い事になっている。そしてAirMacはリビングに設置されているので、ハブが壊れていれば、確かにルーターとの接続は不調になるはずだ。これかも!と、MacBookを抱えて再び押し入れに上り奇妙な姿勢でルーターとハブを繋いでいるLANケーブルをMacに繋ぎ替える。すると、、繋がった!こりゃあ、難しいわ。二ヶ所もおかしなところがあっては、ヨメサンには手強すぎるだろうよ。と、満足な気持ちになって、でも、押し入れの奥で有線で繋がないといけないんじゃ困るので、AirMacルーターの横に持ってきて、家の中のLANを経由せずに繋ぐという応急措置をとって、二日ぶりに機能回復。っていうか、つまりこれ、ひょっとしてルーターは壊れてなくって、ハブだけがやられたって可能性大アリじゃないの?って言うことは、ひょっとして壊れた直後にこの措置を取れば、ネット断ちの必要もなかったって事?再び押し入れに上ってもう1度ルーターを替えてみれば、その仮説の検証ができるわけだけれども、さすがに面倒くさいので、結果オーライでこれ以上追求しない事にする。