海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

黒帯

まあなんというか、宴の後は気だるいもので、その間溜まっていた雑用を捌くのがメインの一日であったわけだが、ウチに帰ってみると上の子が「初段になった」と報告してきた。将棋のことだな。いやどこでもそうかは知らないが、少なくともウチの子の通う教室では初段ともなると棋力だけじゃ決まらなくて、ペーパーテストまであるわけ。それが、将棋連盟の会長は誰でしょう?とか、禁じ手を三つあげよ、とかならわかるけど、常識問題として大阪の郡を3つあげよ、とか、え?とか言うのがあるのね。あと、話題の女流棋士を挙げよで、林葉直子が答えなのは流石にどうかと思ったり。いやそれはともかく、上の子は棋力的には問題ないのにペーパーでずっと引っかかってたのであるよ。それが、卒業式後で学校のないこの時期に頑張って教室に通いついに突破したという。まだ4級だった夏休みに「小学生のうちに初段になる」と宣言して以来、特に熱心に練習するわけでもなく暮らす彼に、まあ無理だろうなあと親は思っていたわけ。それが卒業式後とはいえ一応年度内に帳尻合わせてきたわけで、やるじゃない、という。お祝いに4局指させてもらって一勝三敗だった。