朝起きるとそこら中ぐっしょりで、熾火なんて残ってようはずもなく。今は一応雨は上がっているけど、いつまた降り出さんとも限らない空模様なので、火を起こす気にもならず。そうこうしていると風が吹き出して、また雨もポツポツしてメッチャ寒い。ここにきてヨメサン、私、上の子の間でもう今日はやめにして帰ろうか、との合意が成立。収まらないのがぶーちんで、頑として帰らないと言い張るわけ。こうなると頑固なぶーちんと自分のやりたいことを優先する事になんのためらいもないヨメサンとの抗争勃発で、間に入る私と上の子がとばっちりを食う構図となる。バルカン諸国の悲哀よいかに。で、困ったなと思っていると、お友達一家の助け舟。彼らは雨でももう一泊するとの事で、今日明日とぶーちんを預かって明日の帰りにどこかで受け渡してくれるという。という事でありがたく先に帰ってくる。帰りの渋滞を避けて鯖街道経由だ。おそらくこっちだと2時間半くらいかと思われる。今度からこっちだな。で、夕方、雨を避けて帰ってきたのになんか晴れてくるから実験できるやん、とオスを仕掛けてみる。とってもやる気のあるオスで、何度もメスに仕掛けてくれるのだけど、テクがないのか一度も成功せず。徒労だった…で、雨が降らないんだったら帰らなきゃよかったかなあ、とグジグジ思い始める。すると、暗くなってから猛烈に風が吹き始めて、外にいるとなんか飛んでくるんじゃないかというようなレベル。ウチのタープは風に弱いので、こんな状況で残っていたら、タープが飛ぶのが心配で寝られなかったかもしれないので、まあ結果的に正解だったといえましょう。
