海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

耳年増

今日もあかん…もうどうしたらいいのかさっぱりである。どうでもいいけど、実験しててオスの反応が悪いときは、ずっと網の前に座ってゆるく監視を続けなきゃならないのだが、これが退屈なのだ。なんせ何も起こらない。しかし、何かが起こるときはすぐに方がつくので、長時間目を離すわけにもいかない。だから、集中力を必要とする論文書き系の仕事を待ってる間にすることもかなわない。畢竟ネットサーフィンしながら待つことになって、某市長に関する話にはずいぶん詳しくなった。知れば知るほど次の日曜市民の皆様にはきっちりこれを潰していただきたいという思いを強くするのである。

ということで、昼間に一度実験を休んで書類仕事をし、夕方に再度別のメスにオスを仕掛けてみると、サクッと交尾。しかし二個体目が失敗し続けるので、諦めてメスをとって調べてみると、交尾器の一部が左に歪んで、根元から体液が出たような跡が見られた。ギンメッキの交尾器の一部は二回交尾が起こると取れちゃうんだけど、これはつまり一回ごとに右を切って左を切ってということなのかなあとぼんやり思っていて、今日のはその証拠なのかもしれないと思ったり。

夏のケアンズの学会が口頭発表になるとの連絡がきた。まあ今回のネタならそうでしょうともさ。