海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

砂丘

というわけで、今日から新潟で動物行動学会。発表申し込みに失敗したので、なんか腑抜けのような新潟行きである。主たる目的はのどぐろだ。ということで、普通に起きて空港に向かう。飛行機怖いけど、東京経由で新幹線というのはあまりに時間がかかるのでやむない。で、離陸するとすぐに機内アナウンス。現地の天候は雨で気温8度とのこと。8度!寒いじゃん。って、事は天気よくない?揺れる?とおののくのであるが、途中窓から雪をいただいた長野辺りの山々が見れて機嫌が良くなる。飛行機は怖いけど、高いところから地上を見下ろすのは好きな○○である。で、降下して、やっぱり揺れるじゃん!しかし今回は同じ便に西から来たたくさんの同業者がいたので、もし落ちても一人じゃないもんねと思うと、だいぶんと楽だった。なぜそうなるのかその心のメカニズムはよくわからん。で、リムジンバスで駅前に。少し時間があったのでホテルに荷物を預けて回転寿司でお昼。地物を中心にさくさくっと食べる。のどぐろは無かった。で、電車に乗ると、O田さんK村さんと一緒になる。名古屋と新潟の間は1日1本しかないらしい。で、車窓から外を見てると、なんか畑の土が、あれは土というより砂じゃない?で、O田さんにこの線路のすぐ向こうは海だと教えてもらってなるほどね。しかし内陸の方は低くなってて、つまりこの越後線というのは砂山のうえを走っているわけだ。と、駅について大学まで歩くうち、電信柱に「すなやまクリニック」という看板を見つけて、やはりそういう意味だろうか?と思ったり。しかし、こういう地形だと地震にたいそう弱そうだが、そうでもないんですかね?とかいううち会場に着いて、会議にギリギリ間に合う。ここから4時間半会議である。うー。オレこの10年間のうち9年は行動学会初日は全部会議で埋められていて、来年はそれが半分だけですむはずだったのだけど、どうもあと6年間は初日が全部会議で埋められる事になるっぽい。いや、オレよりもっとやってる人はたくさんいるのである。頭が下がります。会議が終わってMぺさんT内さんと待望ののどぐろを食べに行く。うめえ。