海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

アキレスはカメを抜ける

つうことで今日は東京日帰り。用事は二件で、どちらも長の付く学会仕事がらみ。名目的にはそのうち一つであるところのY田さんとの打ち合わせが主であるのだが、その前に学振に出向いてこの11月に申請すべき科研費についての個別相談会と言うのがあるのでそれに出席である。普通の相談会ならどうせルーチンだしと思ってスルーするところだけど、個別と言うのが気持ち悪く、ウチの学会にとっては科研費もらえるかどうかって極めて重要なので、面倒くさいからとこういうのをスルーしていては長のつくものとして無責任と謗られること請け合いなので臆病かつ慎重な私としてはムダになってもともあれ出てみようと言うことである。いやこういうの初めての経験なので、そういう機会というのに比較的抵抗が無い私の体質と言うのもある。つうことで11時頃自宅を出て、最近昼に新幹線に乗る時のお気に入りであるところの京都駅のカレースタンドで腹を満たして新幹線。よう考えたらこの1ヶ月で三回目の東京行き。一頃東京に行く頻度が減っていたけど、また何か波でも来てるんだろうか。そう言えば再来週にも東京通過する予定がある。で、四谷について学振まで歩いていき、4階の会議室に出向くと部屋の前にイスが置いてあってそこで待てと書かれている。するうち中から呼ばれると女性の職員二人に出迎えられ、この会はどういう進行で?と聞くと、何でも好きなこと聞いてくれ、と言われたので用意していた質問を次々とぶつける。ほとんどの答えは概ねこちらが予想していた通りだったのだけれども、そこが確認できたと言うのは私的にはありがたかった。なんせオレ、コントロールフリークでもあるので、不確定情報がたくさんある中で意思決定するのがとってもキライなのよ。今回かなりの部分の情報が確定できてオレ的に意義深かった。とはいえ客観的に見たら、ムダなことして、と言われても仕方ないかも。で、予定の30分はすぐに終わり、東京駅に戻ってスタバで待っているY田さんと落ち合い、学会誌とビデオとのあれについていろいろ相談。ここで相談したことがささっと実行できるかどうかがわからんのが面倒なところだ。ともあれ3時間ほど話して煮詰まったので帰ってくる。車中退屈になってfacebookでのぞみで東京出発なうとか報告したところ、近所に住んでる友人が今熱海でこだまに乗ってるからきっと抜かれるという連絡が来て、実際浜松で抜かしていったという。同じ線路を走りながらfacebookでメッセージのやり取りをして追い抜いていくってのは何か非現実的なおかしみがあるね。