海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

路線転換

気がつくと、見たい映画がたまってきているので、これはヤバいとシネコンに。まずは「マイティ・ソー バトルロイヤル」。毒親の因果、という話。そもそもロキだって可哀想な扱いだぜあれ。まあそれはともかく、これまでの打って変わって今作は隙あらばギャグをぶつけてくるという。そう言われれば、第一作でもそういう雰囲気はなかったわけではなく、ステラン・スカルスガルドがその役をになっていたけれども、今回はその側面を全面的に展開してソーからロキから低レベルの笑いでボケ倒してくるというのが特徴。で、全体として徹底したアホ映画になっていると言う。ええんかいなロキとかこれまであんなにカッコつけてたのに。そこに出てくるのがジェフゴールドブラムで、年を感じさせないノリノリのアホ演技でスゲー面白かった。割を食うのがケイト・ブランシェットで、あんなかぶり物までさせられてるのに良いところ無し。一ヶ所くらい受け取る見せ場作ってやればいいのに。で、作品としては、途中のゴミ惑星でのシークエンスが異常に長くてバランスを失っているのだけれども、まあそういういびつさが魅力になる作品もあるのね、ということで、私、この作品、結構好き。