海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

富者はますます富む

授業のある日は、出かけるギリギリまで交尾実験を続けていたい。なんせギンナガはもう野外では交尾のピークをすぎている頃。オスを採るのがどんどん難しくなっているから、1日失うだけで研究的には大打撃となる。で、今日は講義は昼からなので、たっぷり時間があるはずのところ、あろうことか10時から会議を入れられてしまっていて、二時間目から授業の日よりも早く大学に行かなきゃならない。腹ふくるることこのうえない。そしたら、今日の子が、出かけなきゃいけない時間ギリギリになってからやる気を見せはじめるわけ。ここでやめるわけに行かないじゃん。たかが会議だぜ。ということで、ヨメサンに駅まで車で送ってもらえることを確認して、ここで10分確保して観察を続ける。上手く行けば10分あれば何とかおわるからな。が、やっぱりそううまく行くわけがない。でも、やめられるかい!と見続ける。結局、本来出かけなきゃいけない時間を30分ほど遅れてやっと観察終了。ばんざいサンプル数+1。で、駅まで送ってもらって、電車に乗り、降りたところで必殺タクシーだよ!会議に間に合ったよ!!お金でデータを買うよ!!!こういうのに科研費使えればいいのになっ。