海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

意識改革

今の所は2年かけて卒論に取り組むので3回生のうちはテーマ探しだ。そういう意味で、これまで生き物のことなんか一ミリも考えたことのない学生がほとんどなわけで、夏休みに何か時間をかけて見てみることは大事よね、と訴えている。で、多くの人は何をみるかある程度決めてから夏休みに入っているのだけど、決まらない人がいて、じゃあそういう人はどこかで一度相談に来なさいね、と言っていたら今日一人来た。ので「で、どうですか?」と聞いたらば「何をしたらいいかわからない」とか言い出すので、「いやそれは困る。卒論の主体は君たちなんだから、わからないことがあるのは当然としても、何も自分で材料出さずにすべてをこっちに投げてきちゃいかんよ。言われたことをやるんじゃなくって、自分ごととしてやってかなきゃいけないよ」という話をする。なんかお説教みたいでイヤなんだけど。でもまあ、とにかく、時間をかけて何かを見るにしろ、その前にあたりくらいつけなきゃいかんじゃん、それくらいの予備予備観察みたいなことくらいはして材料作ってから来週もう一回おいでなさい、と言って帰す。とか言っていると、書いてる本のラフ表紙が来た。カッコイイけど可愛い。すごいなあプロのお仕事。つうわけで、学会準備もできたし順調だわウフウフ。