海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

仕事道具

講義資料のKeynoteのスライドにはナレーションをつけて動画化するのである。だけど、なんだかおっくうだ。Macの内蔵マイクに向かって1人で喋ると言うのがどうにも気恥ずかしい。バカみたいでしょ。そんな中、新入生用に学部長あいさつと自己紹介を動画に撮れと言われてやってみる。まあこんな儀式的なものに一生懸命になるオレではないので、髪ぼさぼさのフリースにシャツ姿で、iPadの内蔵カメラで撮影することにする。で、二分喋れと言うのだけど、こういう嘘っぽいシチュエーションでぺらぺらと毒にも薬にもならないことを喋るのは私の最も苦手なところであるので、どうも噛みまくる。しかたないので、とりあえずざっと流して撮って、ミスったところをカットして対応することにする。iPad上のiMovieを初めて使うわけだ。これ簡単だなー。すげえラクチンなのでうれしくなって、字幕とかタイトルとかまでいれてみる。おお結構それらしいものになった。ということでできた動画をクラウドにアップ。見ると、他の人の自己紹介動画があるので眺めてみる。と、1人マイクを持って喋っている人がいて、あ、これならオレもできるかもしれないと思うわけ。1人でスクリーンに向かって喋るのは嘘っぽいけど、マイクに向かって喋るのは手慣れたものだ。マイクを使えば音もキレイに取れるだろうしね。つうことでマイクを入手する算段を考えるが通販はダメだ。校費で買うときはクレジットカードを使うのは不可なのだ。通販使いにくい。こうなるから、この非常事態だからクレジットカードの使用を認めるべきだと主張しているのだけど、ダメ。いや非常事態だけじゃなく、社会の方向性としてもうリモート化非物質化の流れはとどめることができないのだから、新しい社会に適応するためにクレジットカード払いくらい認められないでどうするんだと思うのだけど、とにかくそんなことを言っていてもマイクを入手することができるわけではないので、やむなく近場の家電量販店に向かう。車だから良いであろう。が、量販店にはマイクはあってもミニプラグをUSB経由でパソコンに取り込むためのプラグがなかった!!しょんぼりして家に帰ってきて、色々と入手方法を調べる。結論としては、これはどうしても京都までいかなきゃならないようである。やむない。明日決死隊として京都駅まで行くことを覚悟する。