海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

鉄面皮

先月の都計審が開かれているときにハプニング的に副町長に怒鳴られたことはここでも既に書いた。

 

kensuke-nakata.hatenablog.com

その件について、町の意見フォームに書き込んで善処を求めたことも記述済みだ。

kensuke-nakata.hatenablog.com

で、昨日、町からの回答が私のところに来たわけだ。一般に、この町の意見フォームというものは、書き込んだとしてもその内容が重たいものであればあるほど内容の薄い回答が返ってくるという傾向があるように私は感じていて、今回もあまり有益な返事をもらえることは期待していなかったのだけれども案の定だ。副町長は、怒鳴った認識はなかったとし、その時に話した内容についても「そんなことを言ったつもりはない」的な開き直った返答である。証拠がないときは水掛け論に持っていけ、というのが有効な戦術であることは事実であろうとは思うが、私はそれはあまり上品な態度ではないと思う。それはともかく、今回に関してはすぐ側で全部内容を聞いていた住民の方がいて、その方は知り合いだから証言を得て事実を確定することが可能なので是非やってほしいといってみても、今回この案件を扱う部署としてはやりたがらず(そりゃ上司を責めることになるのだからイヤだろうけど、でも住民のために働くのが公僕としての務めだろうとも思うよ)、何が事実かはわかりませんから、というようなポストモダンな事実軽視的立場に立たれるわけだ。こうなると、もうこちらとしては打つ手がない。事なかれ主義に立たれては、怒鳴られ損なわけで、こういうことを続けているとモラルとか崩壊していくと思うからきちんと対処してほしいのだが。。。だから、意見フォームに書き込むのイヤだったんだよ。せめて多くの人が聞いている環境で大声を出して怒鳴ったことについて、本人の謝罪くらいあっても良いだろうと思うがね。それが人の上に立つものの責務だと思うがね。

あと、「住民が困るかどうかなんてどうでもいい」という台詞を吐いたことを否定したことについては私のミスがあって、副町長の他の台詞については、というようなこと、とか、という趣旨のこと、とかをつけて表現していたところ、上の台詞だけはそのような表現をつけるのを失念していて、そうなると否定がしやすくなるわね。その言葉の通りには言っていない、という意味で否定ができる。ここは私の大失策だったと思われる。ここでも趣旨のこと、とかつけていてそれを否定した場合、全部を聞いていた知人を連れてくることができるからね。しまったなあ。

ということで、この下に町長名で来た回答本文を貼り付けておきます。

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   意見フォームからご投稿(令和元年8月13日受付分)の件について

 平素は、本町行政にご理解を賜りお礼申しあげます。
 さて、標記の件について確認を行いましたところ、副町長に「怒鳴られた」との訴えにつきましては、本人としてはそのような認識はなかったとのことでございます。
 また、文中で副町長の発言とされている内容については、全体的に本人の認識とは異なっており、特に「住民が困るかどうかなんてどうでもいい」との台詞を吐き捨てたとされる箇所は、事実とは異なる旨の認識であるとのことでございます。
 しかしながら、会話の中で声量が大きくなる場面があった点に関しましては、ご指摘を踏まえ、自らの言動がもつ影響の大きさに十分留意するとともに、主張が対立する場合等においても極力冷静な言動に努めるよう、本人に注意いたしました。
 今後とも、職員に対しましては、丁寧な住民対応に努めるよう指導してまいります。

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追記:思い出した。意見フォームには、副町長の行為は公務員の信用失墜行為を禁じた地方公務員法第33条に違反してるだろう?って書いたのだけど、特別職は地方公務員法の適用を受けないのだ、と説明されたのだった。勉強になるわー。