海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

お前もまた深淵から覗きこまれている

花の写真を送ってネットで種名を調べさせるの、今週は団体戦にしてチームで解くように、って10枚以上の写真を含んだzipを送りつけてやった。作業はブレイクアウトルームを使ってやってもらって、私は巡回にこれ勤めるのだけど、グループによって、あれじゃな…

リハビリ

先週久しぶりに論文を投稿したの。去年一昨年は一本もなかったので、ほぼ3年ぶりという。で、サクッとエディターリジェクトされたので気を取り直して、別のところに仕立て直して今日投げてみる。どうなりますやら。ここでもたつくと、また今年も主著者の論文…

クリフハンガー

勢いづいて「三体II 黒暗森林」上下巻を買ってきて、上巻を一気読み。SFって想像の世界の話だから、どんなものにでもできそうだけど、でも実際は著者の文化的背景によって出来上がりの色ってできるよね、と思った。話の転がし方の発想が日本に住むものとして…

一気読み

いまさらながら「三体」を読んだ。反知性主義は人類の敵、という話。最初、なんだか話が良くわからなくて、かつゲームの世界という設定にイマイチ乗れない老害たる私というのがいて、なんか評判ほどに面白くないなあ、と思ってたのだけど、半分くらい過ぎた…

1粒で2度美味しい

連載中のコラムについて打ち合わせすべく京都新聞社へ。13時待ち合わせなので、少し早く出かけてどこかでお昼ご飯食べようと思ったわけ。2カ月半ぶりの外で食べるランチだ。なんかドキドキする。で、で、前日に調べておいた行列必至と書いてあった店とかすっ…

別府から

4回生用の少人数授業は卒論指導が主なので、定期的に個人面談を挟んで進めている。そしたら今日の人が旅先からzoomに繋いできた。2週間かけて1人旅してるらしい。今の授業形態ならそれができるわな。私的にはそういうことをしれっとできる学生は、新しい事態…

舞台芸人

勤め先は前期の授業をすべてオンラインで行うことにしている。それは良いのだが、問題は後期だ。通学が死ぬほど嫌いな私には1ミリも理解できないことだが、教室で授業したい欲求は教員にも学生にも思ったよりたくさんあって、でも私には都合が良いことに感染…

ゲーミフィケーション

今時対面で会議するのは木曜日だけだと思っていたのに、今週は火曜日にも入れられて泣いちゃう。やむなく電車に乗って出かけて、せっかく町に来たからには、と、マスクを二箱買い込んで、到着。会議の前に某氏と学部運営のための打ち合わせ。なんつうか1ミリ…

人間数取器

田んぼに水が溜まっているとウフウフしちゃうわ。ということで朝は編集仕事で原稿を読んでお手紙を書く。昼からは学部長のお仕事で事務の人と打ち合わせ。話のフレーム設定がおかしいと、何を考えたってまともな結論なんか出てきやしない、ということを感じ…

泥パック

鋤簾が役に立たないので、新兵器、田車を地主さんに貸してもらった。これ、楕円の板に10cm弱の葉が多数突き出ている道具で、これを稲の株の間で前後に動かしてやると土が削れて草が根っこごと浮いてくるのである。で、これを使うには、田車がきちんと間に入…

雑草天国

ウチの周りはもともと淀川の河川敷で砂礫地なもんだから田んぼなんか異様に水はけがよい。満水にしても4〜5時間でほとんど抜けちゃうのだ。ので、田植えしてからもう10日以上経つけど、朝夕に田んぼに繋がる水路を開けて水を入れているのである。結構な手間…

結果論

英文校正に出してた原稿が返ってきたのでチェックに勤しむ。あまり直されていない。これはオレの英語力があがったせいだウシウシと考えるべきか、今回の校閲者は真面目にやらなかったんだなプンスカと考えるべきか、悲しいかな私には判断材料がないのよ。唯…

立ってるものは親でも使え

英語で科学記事を読む授業。今年はオンラインでやる羽目になったので、負荷を弱めるべくいつものScienceのじゃなくてBBCのウェブサイトの記事を読むことにしたの。こっちの方がより一般向けで英語も平易だからだな。でやってみると、マジでスイスイ読める。1…

茶番

Zoom教授会。今日は参加者が誰一人としてカメラをオンにしなかったので、壁に向かって1人で喋っているようで気持ちが悪かった。こう、なんつうか、喋っている本人もその内容よくわからずに喋っていて、それが壁に向かって行なっているように見えるのは精神衛…

居酒屋談議

「崩壊学」を読んだ。その名の通り、今の資本主義社会がいかにして崩壊するかを論じた本。まあ持続不可能なシステムだから、まともな知性を持っていれば、どこかの段階で崩壊するのは避けられない、結論に達さざるを得ない。問題は、いつ、どのように、とい…

生産性の日

こないだ自分を追い込んでみたので、窮鼠ネコを噛むということで、新しい原稿にとりかかってみた。そしたらオレも伊達に経験重ねてるわけじゃないので、もうサクサク筆が進んで、昨日までイントロの2パラグラフまでしかできていなかったところ、マテメソまで…

雨なのに

昨日一日すごい雨が降ってたわけですよ。田んぼを運用しているものとしては、この時期の雨は恵みである、と思うではないですか。ところがどっこい、ウチの田んぼはもともと河原だったとこに立地していて、下は砂地なので底抜けに水はけが良くて、ちっとも水…

雨なので

「コスモス いくつもの世界」を読んだ。まあなんというか、私も中学生の自分に「コスモス」を読んだのが、今みたいに研究者として人生を送ることにいくばくかの影響を与えているわけで、最新の続編といわれるとつい食指が動くわけね。で、今から思うと80年代…

さらに追い込む

こないだ自分を追い込んだ原稿は英文校正に出した。ここまでくれば、どこかはともかくいつかもともかく何らかの形で出版はされよう。なんかこうなってくると、調子づくわけで、っていうか私は今年は国際学会に行く用に残していた研究費が開催中止に伴ってご…

いつものから騒ぎ

昨日事務経由でテレビ番組制作会社から連絡があり、動物動画を見て専門家が講義するバラエティー番組に出て欲しいので電話で話ししたいとのこと。あー、またこういうのが来た。きっと動物っていってもイヌとかネコでよくて哺乳類だろうきっと私なんてお門違…

会議室の肥やし

木曜日には学部長の集まる会議というのがある。これが毎週開かれるんですよ毎週。初めて聞いた時は仰天した。もうちょっと効率の良い時間の使い方とかあるだろう、、、っていうのは今日の本旨ではなく、これが何回かネット会議になったのにここ数週間は対面…

夢の世界の住人

話題になってるもので「女帝 小池百合子」を読みたいと思ったわけだ。私の信義的には長谷川書店にサクッと注文するところだけど、冷静に考えて読みたい理由というのが、なんか話題になってるしスキャンダラスっぽいから覗いてみたい、というゲスな根性に大き…

水芸師

田植えができてうれしいのでウフウフ言って、朝から水の様子を見に出かける。するとさすがに一晩置かれて水が抜けているので早速水入れ。少し離れた水路をせき止めこちらの田んぼに繋がる水路に水を誘導すると、5分ほどで水が入ってくる。いわゆる「田んぼの…

フランク

先週水が入らず田植えを断念して、その後面積を縮小するもののやはり水が入らず、地主さんにもう今年は諦めなさいと引導を渡された田んぼの件、そうは言っても既に準備している苗があるわけで、これは陸稲にでもするかということになって、もう植えるなら今…

前夜祭

この時期恒例の実家の梅とり。コロナがあるから高校が再開されて人混みを通行しているウチの子を連れてじいさんばあさんに会うのははばかられるのだが、だからと言ってほっといて脚立に登られ落ちられたらその方がより厄介なので、実家には行くけどじいさん…

自分を追い込む

昨年度のうちに論文を一本投稿しようと思って後は体裁整えるだけ、というところまで持って行っていたのに、コロナ禍に伴うオンライン授業準備の渦に巻き込まれて、そこからまったく何もできずにここまで来てしまった。さすがにヤバい。ので、重たくなりまく…

進取の気性

今週も木曜日は対面会議だ。いよいよこの時間をネット会議に移行するつもりがないことがはっきりしてきた。常に前に進んでいたいタイプの私にはとても辛い状況だ。一度希望を持っただけに絶望は深いよ。で、会議では後期の授業の進め方が議題。教室での対面…

プロのお務め

昨日ウォーキングノルマを達成すべく近所の川べりを歩いていたらホタルが出ているのに気がついた。ここは以前からホタルが良く出る場所だったのだけど近年の都市化でご多聞に洩れず数が減っていて、それで行政がお金まで出して放流していたところだ。ウチは2…

今年二番目に大きなダメージ

少人数授業でzoomを使ってるとき、ブレイクアウトルームは最強であるな。何かテーマ与えていくつかのグループをこれで作って、あとは適当に巡回していればいい感じで学生も動けるし、こっちも(ここだけの話)楽だし。今どきの学生はグループワークで共同制…

社会的動物

コロナ禍で私ですらいろいろイベントが失われていて、数えてみると、子ども向けのもの1つ、ブックトーク2つ、ミニFMへの出演1つと、結構ある。で、夏にも子ども向けのワークショップが企画されていて、子どもに糸渡して、クモの張る順番に円網作ってみよう的…